Mr. Putter & Tabby Pour the Tea [44P]

Putterさんはいつも一人ぼっちでさみしいと思っていました。そして猫を飼いたいなあと思うようになり、いろいろ探し回って出会ったのが、黄色い年老いた猫のTabbyでした。一緒に暮らし始めると、Putterさんの生活は一変します。彼らはどんな毎日を送るようになったのでしょうか?

 

絵が豊富に使われていて、文章量も少なく、一文一文が短いので読みやすいと思います。ただ、ところどころ入門・初級レベルの方がちょっと引っかかってしまうかもーというところがあります。第2章の shelter(捨てられた動物などを保護している所)を訪ねて「ここには猫はいるかね?」と質問するシーンでー

”Have you any cats ?" となっていますが、普通であれば "Do you have any cats?" でしょうね。

他にも ' peppy,creaked, purr, company ' という単語、

'And that is how their life began.' 

' Tabby knew just what Mr,Putter was going to do next. '

こういう言い回し。この辺りは引っかかる方がいるかも知れません。でも、内容が分かるのならあまり気にせず、どんどん読み進んじゃいましょう。

もし、これらがクリアできているとしたら、読みのレベルとしては中級くらいだと考えてもいいと思います。

 

Cynthia Rylant 著。一人ぼっちで寂しくて動物を飼うことに・・・。この著者の得意のパターンです。このブログを読んでくださっている方ならピンっときたかもしれませんが、この著者は前回ご紹介した Henry and Mudge を書いた人です。

実はこの作品も Mr. Putter & Tabby というシリーズで、27巻もでています。残念ながら私はここで紹介した第1巻しか読んでいません。この作品を読んで気に入った方がいらしたら、ぜひシリーズも読んでみてください。感想なども聞かせてくださるとうれしいです。