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Mouse Tales [64P]

7匹のねずみの子供たちがベッドでお父さんに「何がお話しして」とせがみます。お父さんねずみは「良い子でお寝んねするなら、7つのお話をしてあげよう」といって、お話が始まります。すべてのお話を話し終わって「誰かまだ、起きてるかな?」・・・さて、子供ねずみちゃんたちは眠りに落ちることが出来たでしょうか?

 

約64ページ。全7章。目次では7章となっていますが、プロローグ(冒頭で話に入る前振り)と、エピローグ(結末)の部分があり、7つの部分に分かれていると考えるとわかり易いーというのは前回と同じですね。

 

プロローグー子供ねずみたちがお父さんねずみに「寝る前にお話しして」とおねだりし

       ます。

第1話ー願いがかなう井戸(The wishing well)の話。

第2話ーお母さんねずみと子供ねずみが散歩に行って、空の雲を見ていると・・・

第3話ーのっぽねずみとチビねずみの一緒に散歩して同じものを見ても、背の高さの違 

   いで、それぞれ見えるものが違います。でも最後はー

第4話ーあるねずみが舟で海に出ますが、風が無いので舟が動きません。そこで風さん      

    にお願いしました。風さんは思い切り吹いてくれますが、それがきっかけで次々

   と思わぬ事態にー

第5話ー息子ねずみが母ねずみに会いに行きます。足が取れちゃうくらい長旅です。

第6話ー子供ねずみが大嫌いなおじいさんねずみ。でも最後は子供に優しくなります。

第7話ーあるねずみがお風呂に入って体を洗いますが、なかなかきれいになりません。

     そうこうしているうちに水がバスタブからあふれ出し・・・。

エピローグーお父さんねずみが話し終わると、子供達はー。

 

 このようにマトリョーショカ(入れ子人形)のように「話の中でさらに話が語られる」という形です。ややこしそうですが、一つ一つの話が易しい英語で語られ、絵も豊富で短いので読みやすいと思います。

 

Arnold Lobel 著。前回の Mouse Soup と同じ作者です。タイトルも構成もよく似ていますが、シリーズものと言うわけではありません。短い話の中にさらに7つものお話を入れ込んでいく著者の作家としての能力の高さには驚かされますね。

この作品ではお父さんねずみが7人(匹?)の子供ねずみに一人(一匹?)に一ずつお話をしてあげます。優しいお父さんですね。一番最後のページのイラストがまた何ともいえず”イイ”です。ぜひ、読んでみてください。

みなさんは子供の頃、寝床でお父さんやお母さんに「何かお話しして~」とせがんだことはありますか?私はおばあちゃん子で、祖母にいろんなお話をしてもらいながら寝ていましたよ。

 

*この本には邦訳があります。

 とうさん おはなしして (ミセスこどもの本)